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【軽井沢・御厨】噛むほどに甘みが増す炊き立てのご飯で日本の朝食。

日本人が、「あぁ、日本人でよかった!」と思う瞬間。それは炊き立て、ほっかほかのごはんを食べた時ではないでしょうか。ごはん好きにはたまらない幸せな時間を手にしたいなら、「かまど炊きごはん 御厨(みくりや)」をおススメします。

軽井沢御厨の店内

その名の通り、御厨で供されるごはんは、かまどで炊かれたもの。戦後、農村で普及した愛農かまどは、少ない火力でごはんをふっくらと炊き上げてくれます。「朝の献立」「御膳」「蕎麦」「甘味」の他に一品料理が用意されていますが、私たちがイチ押ししたいのは、やはり「朝の献立」。お腹にもやさしく、朝からほっこりできる献立3種をご紹介します。

甘味と香りが口いっぱいに広がる、素朴な朝の贅沢

朝のおにぎり膳/1200円

胡麻塩おにぎりときざみ梅おにぎりに、焼き鮭、金平ごぼう、湯豆腐、豚汁、香の物がついています。おにぎりをほおばると、口の中に芳醇な胡麻の香り、そして梅の酸味が広がります。湯豆腐も朝のお腹にはやさしくて、とてもありがたい献立です。

卵かけごはんセット/1200円

生たまごに男爵芋コロッケ、金平ごぼうに湯豆腐、豚汁、香の物のセット。もちろんほっかほかのご飯がついてきます。ごはんはおひつからよそって。おいしさがいっそう引き立ちます。

朝のとろろ汁膳/1250円

とろろ汁(信州みそ仕立て)に焼き鮭、金平ごぼう、湯豆腐に豚汁、香の物。あっつあっつほっかほかのごはんのうえに鮭を乗せてひとくちパクリ。ほのかな塩味と甘みが交じり合い、これぞ正しい日本の朝食!といった気分になります。ごはんにとろろ汁をかけると、また違った味わいが楽しめ、ちょっと得した気分に。

この他に「朝の一品料理」があり、追加することができます。

  • 男爵芋のコロッケ/480円
  • 煮物盛り合わせ/500円
  • 野沢菜の天ぷら/450円
  • だし巻き玉子/450円
  • 生たまご/100円

「朝の献立」は、7:15~10:30までとなっています。

ちょっと粒が大きめのコシヒカリ。あいがも米は強い粘りと甘みが特徴

朝の献立をご紹介したところで、御厨で使用されている「米」についてご紹介したいと思います。かまど炊きすることでふっくらと炊きあがりますが、もともとの素材である米が上質だからこそ、おいしく炊き上がるのです。

御厨の合鴨米

使用しているのは、信州・佐久地域の農家が丹精込めてつくった「あいがも米」。合鴨を田んぼに放つことで雑草や害虫を駆除し、農薬や化学肥料を使わずに丁寧に育てられます。合鴨が田んぼの中を泳ぎまわり、土がかき混ざることで根に刺激が与えられ、稲はより元気に育ち、強い粘りと甘みを併せ持つお米に育つのです。

また御厨では、蓼科山の湧水を源流とする「五郎兵衛用水」の水を引いて栽培されたコシヒカリ「五郎兵衛米」も用意。作付け面積が少ないことから「幻のお米」とも言われている逸品です。どちらもお土産として用意されていますので、訪れた際に買ってみてはいかがでしょう。

まとめ

高機能炊飯器や土鍋でごはんを炊くご家庭も増えていますが、かまど炊きは自宅で簡単にできるものではありません。そんなかまどならではのふっくらおいしいごはんを、ぜひ軽井沢にでかけたら食べてみてください。まとめとしては、

  • 合鴨農法でつくられた米をかまどで炊いた、ふっくらおいしいごはんが食べられる
  • 「朝の献立」がおススメ
  • お米や味噌、しゃもじなど、お土産も用意されている

店には、心地よい風が吹き抜けるきれいなお庭もあるので、食事をいただきながら景色を眺めてほっこりしてはいかがでしょう。

かまど炊きごはん・御厨 アクセス

住所 北佐久郡軽井沢町発地 2127
電話番号 0267-41-6741
営業時間 7151600L/O 1500
定休日 5月~10月(無休) 11月~4月(水曜日 但し年末年始休業有)
席数 60
駐車場 有り

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